2014年9月7日日曜日

いざ!北アルプスへ!!【前篇 焼岳】

いよいよ登山の聖地「北アルプス」にやってきました。

この北アルプスは登山家たちの憧れ「槍ヶ岳」、日本で一番危険な「剱岳」、日本第3位の名峰「穂高岳」といった日本百名山の内、15峰を有する山岳地帯です。

今年の5月にこの峰々の麓である「上高地」にふらりと立ち寄ってみたところ、山々の壮大さにすっかり当てられてしまいました。

その時の模様はこちら、↓
http://hmshiroblog.blogspot.jp/2014/06/blog-post_6.html

そんな訳で、計画を立てて8月末の平日休みに登ってきました!

今回は北アルプス初なのでいきなり核心部には突入せずに、
上高地の入口にある中の湯から「焼岳(2455m)」に登り、そのまま西穂山荘まで縦走して一泊、そして穂高岳の1ピークの「西穂高岳(2909m)」に登頂して上高地に下山するコースにしました。

前篇は1日目、「焼岳」から西穂山荘までをお届けします!

「焼岳」
標高:2455m
日付:2014/8/28
コース:中の湯旅館駐車場→(新中の湯ルート)→焼岳山頂→焼岳小屋→西穂山荘
参考:http://www.nishiho.com/
所要時間:7時間(7:30~14:30)(昼食、休憩含み)

前日、仕事を終わらせ深夜に中の湯旅館の駐車場に到着して車中泊。
今回は次の日の下山後に宿泊予約を入れていたこともあり、電話で確認した所、前日から駐車場OKって事なので置かせてもらいました。

でも、旅館の駐車場で車中泊って変な感じ。

旅館のすぐ後ろにある焼岳登山口です。
残念ながら初日は曇り時々雨予報でしたが、メインは明日の西穂高岳なのでレッツゴー!

でも、今年の夏は本当に天気が悪かったような気がします。

登り始めて3時間ぐらいで、ガスの中、山頂が見えてきました。

この焼岳はその名の通り未だ噴煙をあげ続ける活火山です。
上高地の名所「大正池」はこの焼岳の噴火で梓川がせき止められたことで生まれました。

山頂直下の噴煙地帯に入ると途端に硫黄臭くなります。
地球は生きているって実感できますね。すごい迫力で別の惑星にでも来たような感覚を受けました。

山頂からの風景です。
天気予報通りパノラマ風景はお預けでしたが、時々ガスが抜けて綺麗なエメラルドグリーンのカルデラ湖を見せてくれました。

この後、山頂を後にして焼岳小屋で昼食を取り、そのまま稜線を伝って西穂山荘に向かいます。

その稜線の所々からは上高地が見下ろせます。
ただ、あいかわらず空には分厚い雲、5月に見たあの青い空と梓川に再開したかったのですが残念。

もくもくと稜線を歩くこと3時間、やっとこそ西穂山荘に到着。
本日の山行はここまで~。

実は山小屋への宿泊は今回が初めて。
ここ西穂山荘は岐阜県側からだとロープウェイを使って約1時間半で来れるので人気の山小屋です。

ハイシーズンだと一つの布団に2人以上寝る必要が出てくるそうですが、自分の時は平日&あいにくのお天気って事で一人で二つの布団ぐらいの余裕がありました。


相部屋になった人たちはみんな赤の他人ですが、こんな場所に来ている時点で山好き確定。
晴れ間も見えてきたので夕食までの時間、ビール片手に何人かの人たちと外のウッドデッキで山談義。

ホント、良い時間がゆったりと流れていきます。

夕食後はちょうど夕焼けタイム、雲は多いながらも良い感じに染まっています。
明日が楽しみだ!!

つづく。


追伸)
ちなみにその夜は星空が本当に綺麗に見えました。
残念ながら三脚は持って行かなかったので写真はありませんが、肉眼であれほどはっきりした天の川を見れたのは生まれて初めて。

「この星空は普段の私たちの上にもあるはずなんだよね」

って、隣にた老夫婦の会話の一言が印象に残りました。

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