普通ではこの時期ならば日本海に近い高山は雪に閉ざされ、自分も関東周辺の低山にシフトしているはずでしたが、今年は寒気の到来が遅く11月中旬でも冠雪するような雪は無かったのでちょっと遠出して登ってみることにしました。
冬山がまだ経験不足の自分としては、こんな遅い時期でも高山に登れるのはありがたいですが、夏の豪雨等を含めた異常気象と考える複雑な気分です。
では簡単にレポします!
苗場山 2145m
2015/11/22
コース:第二リフト町営駐車場→(祓川コース)→山頂→苗場山神社(ピストン)コースは新潟県側からの定番、かぐらスキー場の和田小屋からの祓川コースピストンです。
起点となる和田小屋は夏営業が終了し休業中だったせいか、みつまたのペンション群を抜けて山道に入る手前にゲートが設置されてましたが、登山者はOKって事前情報があったので気にせず開けて駐車場まで行って登山開始!
まず、和田小屋手前の駐車場に止めてスキー場を登ります。
全く雪は無く、この時期としてはやっぱり異常ですね。
スキー場関係者はやきもきしてると思います。
スキー場を抜けるとしばらく樹林帯ですが、木道や石の上が凍結していて滑る滑る。
中ノ芝までくると一気に視界が広がります。
後ろ振り返ると雲海が広がっており、谷川連峰を覆い隠そうとしてました。
でも、谷川連峰が雲を堰き止めていて、新潟方面は下界が見えます。
いや~、なんか壮大ですね!
神楽ヶ峰を過ぎると、やっと今回の目的地、苗場山が姿を現します。
この苗場山の姿が見えた時には思わず声を上げてしまいました。
事前情報はほとんど入れて無かったのと、苗場山=山頂の湿原をいう印象が強過ぎた為、こんな壮大な山岳風景に出会えるとは思っていませんでした。
山頂まで短距離ですが気持ちの良い縦走路です。
雲が多く周りの山々は見えなかったのが残念ですが、今日はこの程度は想定済み。
山頂!!
…
…
地平線まで広がる金色の平原と、時折顔を出す太陽に照らされキラキラ輝く地糖群が別世界です。
おお~!情報としては知っていましたが、ここまでの規模とは!!
登る前は印象が薄い苗場山でしたが、すいません、舐めていました!
山頂に立つだけではもったい無いので湿原中央付近の苗場山神社まで散策。
青空が広がっていればもっと凄い風景なんでしょうね。ちょいと残念。
でも、群馬県側から雲がわき立っていて、これはこれで幻想的ですね。
休憩中は人も少なかったのでベンチを独占でき、横になってしばし風の音を聞きながら流れる雲を見ていました。
この自然との一体感はたまりません。
だいぶ雲も増えてきてガスも掛り始めたので下山を開始。
そのまま来た道を下山しました。
登る前の印象は薄かったですが、予想以上に楽しめました!!
また、晴れた日に登り直したいと思いましたが、ちょうど自分が登った翌週に冬将軍がやってきて今はもうすっかり雪の中のようです。
また来年!!
以上!
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