ただ、アルプス方面は梅雨明けまでもう少し掛かりそうなので、それまでは東北強化月間!って事で東北主体で攻めています。
また、何度か書いているように昨年の焼石岳で花の魅力に気付いた事もあり、今シーズンは花の山を中心に巡っています。
さて、今回のその1山目、南蔵王の「不忘山」を紹介します。
花の百名山にも選ばれています。
「不忘山」(1705m)
*屏風岳からの縦走路から望む
2017/6/11
みやぎ蔵王白石スキー場→不忘山→屏風岳→芝草平(ピストン)
蔵王と言えばお釜周辺の刈田岳、熊野岳を思い浮かべますが、こちらは蔵王エコーラインを挟んだ南側、南蔵王と言われる山です。
自分もつい最近までは存在さえ知りませんでしたが、ついかツイッター内で見た写真をきっかけに注目度が上がっていた山でした。
スタートはみやぎ蔵王白石スキー場から。
一般的にはエコーラインの刈田岳付近の駐車場からスタートするそうですが、そのコースでは標高差が少なく、しっかり登りたい気分だった自分はこっちから。
気持ちの良い青空ですが、山頂付近は雲が掛かり一抹の不安を感じますね…。
前半はスキー場を登り、途中から登山道へ。
雪解け水のせいか、登山道はぐっちょんぐっちょんで滑りまくり。
予想以上に酷く荒れた道でした。
登りは大丈夫でしたが、帰りは2回ほどすっ転びました。
森林限界を超えた辺りからガスの中。
…
…うん、わかってましたけどね。
不忘山山頂!!
やったーー!まっちろ!(泣
斜面とかにはハクサンイチゲの群落が広がっているはずですが、視界も悪くほとんど見えません!!
終日このままならさっさと下山して温泉巡りに切り替えますが、午後には天気が回復する予報なので、この先行けるとこまで行ってみる事に。
屏風岳を越え、湿原の芝草平に。
ここはチングルマの花畑が広がる場所ですが、ピークはまだ先のようですね。
でも、ところどころ咲き始めていました。
ここで昼食を取っていると、時々陽が射し始めたのでUターンして、再び不忘山方面へ。
屏風岳に戻ってきた頃に下界が見え始め、不忘山までの縦走路も姿を現し始めました。
これなら期待できる!
そんな訳で屏風岳でしばしティータイムで時間を潰し、青空が見え始めた頃に再出発。
そうそう!この稜線を見かった!
そして、不忘山直下の縦走路には往路では見られなかったハクサンイチゲの大群落が広がっていました。
言葉を失うとは正にこのこと。本当に綺麗です!
人の手で作られ整えられた花畑には無い、自然で、力強い美しさを感じる事ができました。
不忘山、ただいま!!
そして、青空ありがとう!!!
山の方は若干ガスが残っていましたが、太平洋方面は大展望。
…
ホント、粘って良かった~。
この後は来た道をそのまま下山して終了。
お疲れ様でした!
さすがは噂に違わぬ花の名山、午前中の残念登山を含めても来て良かったと思える山行でした。
途中にご一緒した地元のメンバーの方曰く、南蔵王の本領発揮はこれからって事でしたので機会を改めまた登りたいと思います!
とは言っても、やっぱりこの時期は天気と休みのタイミングがなかなか厳しいですね。
あと、どれくらい巡れることやら…
以上。
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