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2017年12月12日火曜日

南国モノクローム 「祖母山」【大分県・宮崎県】

さて、先月の勤労感謝の日を含んだ飛石連休の時に有給を利用して4日間温泉巡りメインで温泉県、もとい九州大分県に行ってきました。

一昨年には鹿児島、昨年には熊本と屋久島に行っており、11月に九州方面にお邪魔するのは恒例になりつつあります。この時期の九州方面は山の降雪の心配も少なく、なによりも良い温泉が多い!って事で山と温泉に人生を捧げている自分とってはパラダイスそのものです!

大分県と言えば由布岳や九重山がありますが、それは昨年登っているので今回は祖母山がターゲット!
温泉やその他の旅行記は温泉巡りで紹介するので、本ブログでは祖母山レポをお届けします。

「祖母山」(1756m)
*山頂風景
2017/11/24
コース:尾平登山口→(黒金尾根コース)→山頂→(宮原コース)→登山口

前日は豊後大野のビジホに宿泊し、レンタカーにて尾平登山口に行きました。
原尻の滝から15キロ程度の林道がえらい長く感じましたが、予想していたより道幅も広く駐車場までは舗装されているので走りやすかったです。

到着は6時半、30台程度の広い駐車場ですが、先に止まっていたのは1台だけ。
しかも「わ」ナンバーだったので、自分と同じく遠征組みと思います。

まあ、飛石連休の間の平日で微妙な天気なのでまず地元の人は来ませんよね~。

尾平の駐車場から少し進むと祖母山の山容が見えてきます。
なんか、思ったより禍々しいというか、異様な山容をしていますね…。
ちょっとドキドキしてきました。


歩き始めは奥岳川沿いの渓流を進みます。
残念ながら紅葉は既に終わっていますが、フカフカ落葉に覆われた渓流が良い雰囲気です。
渓流の水も綺麗で癒されますね。

程なく宮原コースと黒金尾根コースとの分岐になります。
ここに看板があり「黒金尾根コースは少しハードなので登りに使いましょう」って注意書きがあります。

自分のコースプランでは宮原コースを登りに使う予定だったので、ちょっと悩みましたが注意書きに従って黒金尾根コースを登りに使う事にしました。

経験的にこういう注意書きって従っておいた方が良い場合が多い気がします。

黒金尾根コースは分岐後もしばらく渓流沿いを進みます。
この時期は落葉のせいで道がわかり難くちょっと油断すると迷いそうなので、指標に注意しながら進みましょう。

渓谷から離れ尾根に取り付くと木々の根っこやロープを頼りに一気に登り上がります。

1000mを越えた当りから雪が舞い始めました。
ここまで他の登山者とは誰とも会わず南国九州のイメージからほど遠い雰囲気。
まあ、これはこれで嫌いじゃないですけどね。

途中には獣道で藪こぎっぽい場所も多く百名山にしては秘境な様相。
この未整備っぷりは屋久島の尾之間歩道を思い出しました。でも、山とは本来かくあるべきですよね!

稜線に到着!
ここからは大パノラマの縦走路!!
…とは、いかないですよね。
少しでも青空が出てくれることを期待してましたが、厳しそうです…。


山頂に向かって稜線を進みますが、周りはすっかり冬の世界。
展望が広がりそうな場所も限られ、相変わらず樹林帯が続きます。

「南国モノクローム…」

ふと、そんな言葉が出てきました。

ほぼ山頂直下の標高1700mからがこの黒金尾根の核心、ハシゴ・ロープを使って垂直に近い岩壁を一気に登ります。
夏ならちょっと気を付ければ問題無いですが、この日は岩壁の多くが凍結して滑りやすい状態で体重のほとんどをロープに預けなければいけない場所も多く、結構怖い思いをしました。

最初の分岐の注意書きに従って黒金尾根を登りにして本当に良かった!
下山路にしていたら相当危険だったと思います。

岩壁を登り切るとすぐ山頂!
ありがとう御座います!

木々の枝にはしっかりエビのしっぽが育っていて冬の世界。
結局、登りでは誰とも会わず山頂でも自分だけです。


…寒さが沁みるねぇ。

とりあえず記念の自撮りして早々に下山開始。

下山路は宮原コース。
山頂をあとにしてしばらく下ると九合目避難小屋があります。

シーズン中は管理人が常駐して普通に宿泊場所として使用できるそうです。
でも、あくまで避難小屋扱いなので食事や寝具は持参のようです。

ソーラー発電も完備され中も広いのでなかなか快適そうでした。

で、ここで初めて他の登山者と遭遇。
ちょっとほっとしました。


宮原コースは黒金尾根と違い、ヤセ尾根みたいな場所もありますが全体的に安全なコース。
展望も広がりそうな場所がありますが、稜線は相変わらずガスの中でモノクロームの世界。

正直、テンションも微妙なままだったので、頭の中は下山後の温泉と旨い酒でいっぱい。
自然と駆け足になっていました。(笑

と、いう訳で無事分岐まで戻ってきました!
お疲れ様でした。

案の定、下界は青空が広がっており紅葉もそこそこ綺麗でした。

駐車場に戻ってみると車は6台になっていましたが、全て「わ」ナンバー。
登っているのは遠征組みだけじゃないですかーー!

まあ、そんな百名山らしいオチがついて今回の山旅も無事終了。

総括って言っても正直あまり書く事が無いのが正直なところ。
天候のせいもありますが、稜線に出るまでほぼ展望は無く、近くの九重や阿蘇と比べるとどうしても地味な印象になってしまいました。
しかし、話を聞くと秋の紅葉や春のアケノボツツジの群落は見事らしいですし、傾山から古祖母山、祖母山の縦走路は九州随一の骨太コースとあるので、今回の登山だけではその魅力の1割りも体感できなかったのだと思います。
まあ、そうそう来れる場所でも無いので簡単にリベンジとは行きませんが、またチャンスがあれば思い出を上書きしに登りたいですね!

以上です!

登山以外の旅行記は年明けの更新になりそうです。
お楽しみに!

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