2017年12月3日日曜日

谷川岳の展望台 「白毛門・笠ヶ岳・朝日岳」【群馬県】

2017年もとうとう1ヶ月を切ってしまいました。
ブログの更新も平均月4回(週1)を目標として最近まではそのペースを維持していましたが最近仕事が忙しいので、ちょっと危機感を募らしています。

まあ、自分の日記的なブログなので別に無理して書く必要もありませんが、ここまで来て未達成になるのも後味悪いので頑張ってみたいと思います。

さて、既に高い山々は完全に雪に閉ざされグリーンシーズンは終わりを迎えましたが、自分もその締めとして11月始めの初雪の後に谷川岳の展望台として人気の「白毛門・笠ヶ岳・朝日岳」に登ってきたので紹介したいと思います!

「白毛門」(1720m)
*松ノ木沢の頭付近より望む

「朝日岳」(1945m)
*笠ヶ岳・朝日岳の中間地点付近より望む

2017/11/3
コース:土合橋(駐車場)→白毛門→笠ヶ岳→朝日岳(ピストン)


本当は厳冬期に雪をたっぷり纏った谷川岳を見たいと思っていたのですが、厳冬期の白毛門はラッセル地獄って事なので初見で登れる程甘くないと思い、今回は厳冬期チャレンジの下見も兼ねています。

出発は定番の土合橋近くの駐車場から。
人気の山と聞いていたので早めにきましたが予想より客足も少なく静かなものです。
登山シーズンの終わりを感じますね。

スタートして早々に急登に取り付き。
紅葉が綺麗そうですが、薄暗くはっきりとはわかりません。
帰りの楽しみにとっておきましょう!

順調に標高を上げていると陽が射し始め木々の間からは谷川岳のモルゲンロートが!
今日は最高に天気になりそうでテンション上がります!

松ノ木沢の頭に到着!
その奥に見えるのが白毛門のピークです。

スタートからここまでは樹林帯の中をほぼ登りっぱなし。
M向けの山と聞いていましたが、その通りですね!(悦
でも、厳冬期にラッセルしながらこの急登はかなりハードですよね…。
厳冬期チャレンジが不安になりました。

松ノ木沢の頭を越えると左手に谷川岳一ノ倉沢の迫力ある絶壁を望みながらの稜線歩き。
いや~最高ですね!疲れも吹き飛びます!


白毛門山頂到着!
さすが、谷川岳の展望台として人気になるだけの事はありますね。

ここでお弁当でも広げてのんびりするだけでも幸せいっぱいになれそうですが、今日のゴールはまだ先なので、休憩も早々に次に進みます!

正面が次のピークの笠ヶ岳です。
なかなか良い笠っぷり。

白毛門を過ぎると東側の斜面に雪が結構残っており、それが溶けて登山道はぐっちょんぐっちょん。
危ない場所は無いですが、避けて歩くのは一苦労でした。

笠ヶ岳山頂!
ここから望む谷川岳もお見事!
個人的には白毛門よりも視界を遮るものが無いので綺麗に見えます。
白毛門まで登る人はここまで来た方が満足度は高いと思います!

ここまで来ると本日のゴール朝日岳が見えてきます。
手前の小さなピークの更に左奥の平たいピークが朝日岳です。

…まだ、結構遠いな。


朝日岳までの道は細かいアップダウンが続きそこそこハードですが、常に展望が開けておりとても気持ちよく歩けます。
この低笹広がる稜線は谷川連峰らしいですね!

朝日岳山頂!ありがとうございます!


山頂からは谷川連峰の馬蹄の峰々や、至仏山、燧ケ岳といた尾瀬方面の山なみが広がっていました。

山頂も広々としており、食事休憩するにはぴったり。
おまけにこの時間に山頂にいるのは自分だけだったので、透きとおる様な青空の下、風の音と鳥の声を聞きながらのんびり。
いや~、幸せだな~。


食事も兼ねて一時間くらい過ごした後、帰路に。

結局、この日帰路ですれ違った人は2人だけ、白毛門にはそこそこ人がいましたが、朝日岳まで行ったのは3人だけだったようです。
やっぱり、これくらい静かな山旅が自分は好きですね。


白毛門も過ぎ樹林帯に戻ると少し褪せた紅葉が綺麗でした。

今回はピストンでしたが、後にフォロワーさんの情報から朝日岳からそのまま進み、清水峠から登らずトラバース道で沢沿いの新道まで行き、土合まで戻ってくるハーフ馬蹄という選択肢がある事を知りました。
帰って調べてみると、確かにピストンするのとそれ程時間は変わらない様でちょっと勿体ない事したな~って感じました。

でも、谷川ってこう見ると色々なコースを楽しめる山域なのかも知れないですね。
茨城からも比較的近いのでこれからもお世話になりたいと思います。

以上です。

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