2018年1月17日水曜日

日本温泉巡り その45「鉄輪温泉」【大分県別府市】

さあ~て、2018年、最初の温泉巡りネタになります。
って言っても前回告知した通り、当面は昨年巡った場所を紹介しますね!

では、その45!
昨年11月末に行ってきた大分温泉巡りの一つ「鉄輪温泉」を紹介します。

「鉄輪温泉」言ったら日本が世界に誇る温泉の聖地って事で、その中の温泉一つに絞らず、温泉街全体をざっくり紹介してみたいと思います。

こういう昔から温泉の街として栄えた場所に来たら、とりあえず一番に入るのは公衆浴場!

やっぱり公衆浴場は昔から地元の人たちの為の温泉あって、その土地の空気を一番に感じられると同時に、その温泉の代表たる泉質を堪能できる場所ですからね。

そんな訳で、堪能した公衆浴場は「熱の湯」「渋の湯」「地獄原温泉」の3箇所。

「熱の湯」

「渋の湯」


「地獄原温泉」

泉質は基本塩化物泉(地獄原温泉のみ含ホウ酸食塩泉ですが、感じはあまり変わらないかも)で、ほんのり濁っています。

もちろんいずれも源泉掛け流し。温度も結構高温なので加水しながらで無いとキツイですが、人の出入りは多いので実際はいい感じになっています。

他の塩化物泉より濃い目のようで、肌当たりは硬めながらも入った後のポカポカ感は凄い!
さすがは天下の名湯!
こんな温泉が日常にあるのは羨ましい限りです。

「地獄原温泉」は朝一番に行ったので独泉できましたが、後の2箇所は地元の方々でいっぱい!
しかも、入っているみなさんが良くも悪くも香ばしいです。
ちょっと問題起こそうものなら問答無用で追い出されそうな雰囲気があり、なかなかの緊張感でした(笑)
少しでものんびり落ち着いて入りたい方は、朝一番をオススメします。
いずれも朝は6:30からなので、目覚ましに最高の温泉を堪能できますよ!!


さて、お次は…。



「鉄輪むし湯」

こちらはどちらかと言えば観光客向けの温泉。
特徴はなんといっても高温の源泉を利用した蒸し湯が楽しめることです。

とりあえず、入ると蒸し湯用のレンタル浴衣(有料¥210)に着替えて湯船で軽く身体を洗い、蒸し場に案内されます。
蒸し場に入れるのは5人くらいで、基本8分交代なので、混雑時は待たされるかも知れないですね。
自分は待ち時間無しでいけました。

入った直後は敷き詰められた香草の香りと、ほどよい温度でウトウトしてしまい、8分なんて短いなぁ~って思いましたが、5分も立つともう汗だく。
サウナ以上に身体に溜まった悪いものがとことん出て、デトックス効果抜群って感じがします!

蒸し湯の後は普通の湯船で湯ったりのんびり。
サウナとはちょっと違う体験で、大いに満足できました!


そして、最後に訪れたのは…。

「ひょうたん温泉」

ここは、完全に観光客向けですね。
正直入るかどうか迷っていましたが、一回は入るべきだと思い行ってみました。

ただ、最初に初日の夕方頃に訪れた所、大型観光バスが4台くらい止まっていたので、時間帯によってはイモ洗い状態になる覚悟が必要そうです。
さすがに自分はその日はヤメて、次の日の開店と同時に行きました。


ここの売りは、ずらっと並んだ「瀧湯」と言われる打たせ湯!
なかなか壮観ですね。

その他に、ひょうたん型の湯船や広めの露天風呂といったように様々な温泉が楽しめ、更に軽食できる場所もあったりと温泉テーマパーク的な施設になっています。

ただ、やはり湯船が多い分、温泉は加水しているようで、公衆浴場のほどの濃厚さは無い感じがしました。多くの観光客を受け入れる為には、こういう施設も必要だと思いますが、ちょっと残念な気がします。

...
また、温泉と温泉を渡り歩きながら鉄輪温泉街を散歩してみました。


ありとあらゆる場所で、高温の温泉が湧き出ている様は、当に圧巻。
用水路からも湯気が立ち上り湯量の豊富さが伺えます。

「少しでいいから、その垂れ流している温泉を分けてくれ!」
…切実にそう思いました。

てな感じで堪能した鉄輪温泉ですが、さすがは温泉の聖地といわれる場所ですね。
湯船に入って無くても、街をフラフラしているだけで温泉に入っている気分になる、温泉好きの自分にとっては堪らない場所でした。

来年も!とは言わず、もう毎年恒例にしてしまおうかと本気で考えています。

以上です!


2 件のコメント:

  1. むし湯は体験してみたいです❗️
    朝から温泉なんて、魂抜けそうですね。
    行ってみたくなりました。(*゚∀゚*)

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  2. コメントありがとう御座います!
    食材が蒸される気持ちが良くわかりました…。
    ホント、朝からこんな温泉がある生活をしてみたいですけど、それが日常になると、また違った感覚になるんでしょうね。

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