今回は山はそういった山の一つ、仙台市民の憩いの山「泉ヶ岳」です。
と言っても自分はこの山の存在さえ知らず、前日に宮城県登米市で開催された「東北風土マラソン」のハーフに出場した次の日に茨城に帰るついでに手軽に登れる山が無いかな~って調べて初めて知りました。
正直、登山としてはあっさり終わってしまったのでブログに書くかどうか迷いましたが、東北在住の方以外には縁があまり無さそうな山なので紹介の意味を込めてブログに綴ることにしました。
「泉ヶ岳」(1175m)
*泉ヶ岳スキー所手前スノーシェード付近の空き地より望む
コース:泉ヶ岳スキー場駐車場→水神→山頂(ピストン)
泉ヶ岳が在るのは船形連峰の最も仙台側で船形山への入口。
でも、ここからでは船形山へは長丁場なので、あまり登山口としては使われず泉ヶ岳単独への登山がほとんどの様です。
また、仙台平野の水源ともなっていることから「泉」の名を冠しているそうです。
まさに仙台にとって無くてはならない山なのでしょうね。
今回は初見で、かつ残雪期って事でコースは最も安全でポピュラーな「水神コース」のピストンとしました。
登山口は泉ヶ岳スキー場の大駐車場から。
まあ、がっつり雪が積もる場所でも無いので、スキー場はもう今シーズンの営業は終了しており、ゲレンデに少し雪が残っている程度です。
また、憩いの山らしく立派な野外研修センターやキャンプ場があり、年間を通じてレジャーが楽しめる感じです。
しばらくは川に沿ってなだらかに標高を上げていきます。
雪解け水が豊富に流れる川のせせらぎが心地良いですね。
しかし、少し山に入ると雪はそこそこ残っており、今日は朝から気温も高めだったので踏み抜きまくり。結構、疲れました。
水神コースのシンボル、水神様に到着。
事前のヤマレコチェックでは1週間前には「神」の字はまだ雪に埋もれていましたが、ここ数日の高温で一気に雪解けが進んでいるようですね。
水神様を越えると一気に急登で標高を上げていきます。
下に比べると雪もしっかりしており良いペースで気持ちよく進めました。
樹林帯を抜けると好展望地の「賽の河原」に出ます。
西側の船形山、白髭山の船形連峰は近いのではっきり見えましたが…。
南側の蔵王山や神室岳、大東岳方面は春霞がひどく薄っすらとだけ。
雲一つ無い青空だったので大展望を期待していましたが、ちょっと残念。
しかし、この春霞は季節を感じる風物詩とは言え年々ひどくなっている気がします。
PM2.5などの大陸の大気汚染が影響しているのでしょうね。
賽の河原を過ぎるとすぐに山頂に到着!
ありがとう御座います!
山頂は木々に囲まれているので展望はありません。
この後は山頂でコーヒータイムを入れて、来た道をそのまま下山し、茨城への帰路につきました。
平日だったのでほとんど人がいないと思っていましたが、結構登ってるいる人は多かったです。さすが憩いの山ですね!
旅先ではどうしても百名山のような有名な山に登りがちですが、たまにはこういうその地域に根付いた憩いの山に登るのも良いかも知れませんね。
以上です!
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