近年では宇多田ヒカルで脚光を浴びた「栗沢山」や氷瀑神殿の「雲竜渓谷」が該当すると思います。
そして、今回紹介する「浅草岳」も注目度が増している山の一つです。
大きな理由としては、日本でも数少ないヒメサユリの群落が見られる山ということで、6月中旬から下旬にかけて特に華やかになります。
自分も昨年にツイッター上で見かけてから今シーズンに行きたい山にリストアップしていた所、ちょうど晴れ間と休みのタイミングが合い訪れてみました。
では、どんなおヒメさまに会えたのか、レポ行ってみましょう!
「浅草岳」(1585m)
*山頂付近のヒメサユリ
2018/7/1
コース:ネズモチ登山口→(橅尾根)→山頂→(桜尾根)→ネズモチ登山口
訪れたのは前回ブログの「越後駒ケ岳」の次の日になります。
この連続の山行、どちらかと言えばメインはこの「浅草岳」でした。
越後駒ケ岳に比べるとお手軽登山で、一人で黙々登るのもちょっと寂しかったので新潟在住で厳冬期「守門岳」を一緒に登ったフォロワーのDaiさんをお誘いして久々のパーティー登山となりました。
Daiさんとはネズモチ登山口の駐車場で合流。
ちょうどヒメサユリのシーズンって事で朝7時前で広い駐車場は8割くらい埋まっていました。県外ナンバーも多く人気が出てきた事が伺えます。
前日の越駒の疲れもあるので、最短の橅尾根で山頂を目指します。
しかし、今日も猛暑だったので暑い暑い…、ペースを上げると参ってしまいそうなので、のんびりハイクアップ。
足元にはギンリョウソウの群落がたくさんありました。
この山はなかなか高密度で生えてきてますね。
気持ち悪さ倍増です(笑)
1時間くらい登ると展望が開けてきました。
お隣には冬に登った守門岳、その周りは深い森が広がっています。
やっぱり山深い場所なんですね~。
そして、やっとこさ稜線に到着!
残雪がたっぷり残っていて、その上を涼しい風が吹き抜けていきます。
はぁぁぁ~、生き返る!
雪の上で年甲斐も無く二人ではしゃいでしまいました。
そして、この後になんとツイッターで山アカを始めた当初からリスペクトしていたmikuruさん、ajitarouさんと出会う事ができ感動!
更にmikuruさんの旦那さんや、たにもたさんとの新たな出会いもありました。
前日に会えたら良いですね~、くらいに特徴教えあっていましたが、見つけてくれたたにもたさんには感謝!
しばし雑談の後、自分とDaiさんは山頂を目指すべく一時のお別れ。
浅草岳山頂!ありがとう御座います!
山頂付近にはヒメサユリが沢山咲いており大満足!
7月に入っていたのでピークは過ぎているかと心配していましたが、取り越し苦労でしたね。
ヒメサユリだけで無く眼下の田子倉湖や上越国境の峰々の展望も素晴らしかったです。
少し休憩した後に下山を始めると、すぐにmikuruさんたちのパーティーに追い付きます。
あまりにも進みが遅かったので何かあったのかと尋ねると、なんと骨折した要救護者を発見し、その対応をしていたとの事。
要救護者を見つけた洞察力といい、その対応の的確さといい、さすがです!
感服しました。
自分なんて山ヤとしてはまだまだだな~、と痛感しました…。
自分たちも何か手伝える事があるかと思い微力ながらも同行させて頂きました。
…約1時間後。
無事、救護のヘリを見送った後、みんなで下山開始。
会話の途切れる事の無い短くも楽しい下山路でした。
ajitarouさん、写真ありがとう御座いました!
さて、ヒメサユリ目的の浅草岳でしたが、それ以上にたくさんの出会いがあり楽しい登山となりました。
先も述べた様に、ツイッターで山アカを始めた頃からTLに良くお見かけし、毎回のように素晴らしい写真をアップして感動をもらっており、自分にとっては憧れの存在だった方々と会う事ができ本当に嬉しかったです。
でも、話してみるとみなさんフレンドリーで一気に身近な存在に思えるようになりました。
今回は一時の邂逅でしたが、いつかは山旅にご一緒してゆっくり話しをしたいものです。
今後ともよろしくお願いします!!
以上です。
はじめまして!
返信削除私も同じ日にヒメサユリを観に浅草岳に登っておりました。思いの外いいタイミングでしたよね!
登っていったらスライドしていったはずの方が転倒されててビックリでした。山頂直下でヘリを要請されていた方々ですか?
明日は我が身、遭難には気を付けたいですね!
コメントありがとう御座います!
削除ヘリを要請してたのはたまたま登っていた知り合いで厳密には違いますが、ちょっと手伝っていました!
お互い安全に山登りを楽しみたいですね。