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2017年1月9日月曜日

屋久島大縦走! その1 【縄文杉 白谷雲水峡 鹿児島県屋久島町】

さて、すっかり遅くなってしまいましたが去年の11月末の屋久島南北縦走を紹介します!

自分の中で屋久島は日本に数在る山の中でも思い入れが強い山です。
初めて登ったのが4年前の2012年、当時は百名山って言葉も知らないくらい登山に関しては無知で、屋久島も世界遺産って理由で訪れました。
最初は定番の荒川口から縄文杉を見るコースを考えてましたが、色々調べているうちに屋久島の峰々に心引かれ、淀川口から宮之浦岳登頂を目指してみることに。
当日は天候にも恵まれ無事登頂を果たすことができたと同時に、屋久島の自然の美しさと壮大さにすっかり魅了されてしまいました。

その結果、山(登山)というものに興味が沸き、今の山馬鹿が出来上がったと言っても過言ではありません。

つまり、自分にとって屋久島は登山人生の原点であり、特別な場所です。

そして今年、2016年、登山趣味も約4年目を向かえ若干マンネリ気味になってきた事もあり、再び原点に戻ってみたいという気持ちが生まれ、再び屋久島を訪れてみたくなったのが今回の山旅の始まりです。
更に、今回は屋久島をフルに満喫するべく、有給を2日とって2泊3日の南北縦断にチャレンジしてみました!
では、今回の屋久島登山は自分に何を与えてくれたのか、綴っていきたいと思います。

屋久島(最高峰は宮之浦岳:1936m)
*縦走中の一コマ。まあ天気がイマイチだったので表紙に相応しい写真がありません・・・。

2016/11/23~25
コース
11/23 白谷雲水峡→太鼓岩→楠川別れ→縄文杉→高塚小屋(泊)
11/24 高塚小屋→宮之浦岳→淀川小屋(泊)
11/25 淀川小屋→淀川登山口→(尾之間歩道)→蛇之口滝→尾之間温泉

朝一番の羽田発鹿児島行きの飛行機から屋久島行きに乗り継いで9時半には屋久島空港に到着。
これだけ早いと遠い場所に来た!って感覚が薄いですね。
節約してのんびり船便も考えましたが、社会人にとって時間は重要。

到着後は空港売店でガスカートリッジを購入して色々再パッキング、縦走に備えます。
そして、空港9:55の「宮之浦港」行きのバスに乗り、宮之浦港手前の小原町で「白谷雲水峡」行きのバスに乗り換え11時に登山口の白谷雲水峡に到着。

と、まあ予定通り登山口に来れましたが、この計画だと飛行機やバスの乗り継ぎ間はいずれも30分も無く、どれか1つでも遅れた場合は大幅に計画変更を迫られるので、もしもの時の為に代替案は考えておいた方が良いと思います。
この時も鹿児島発の飛行機が10分遅れだったので内心はかなりドキドキしてました。

白谷雲水峡登山口。
天気は小雨。
う~ん、まあしょうがない!屋久島は1ヶ月で35日雨が降ると比喩されるくらいなんで、これが自然の姿!って自分を納得させて出発!

白谷雲水峡は奥の「苔むす森」までは一般の観光客向けの周遊コースにもなっているので歩き易い路が続きます。
時間があれば名の付いた杉を見ながらの原生林歩道を行きたいところですが、4年前に既に散策済みなので今回は時間優先で楠川歩道を直進。

屋久島の人気スポット「苔むす森」に到着!
屋久島の代表的景観であり、もののけ姫のイメージスポットとなっています。

森の石や木々、ありとあらゆるものに苔が付いて、深い深い緑の世界が広がっています。

ただ、4年前は7月下旬の盛夏だったので本当に緑が濃く感動した覚えがありますが、今回は晩秋ってこともあり苔の緑もちょっと褪せている感じがしました。
やっぱり冬は苔も元気が無くなってしまうのでしょうかね。

ここを訪れるのは夏がオススメ!暑いですが…。

さて、ここより先は未知の世界。どんな出会いが待っているか楽しみ!

辻峠まで登ってきました。
ここは宮之浦岳等の主稜線が見渡せる「太鼓岩」の直下で、良い休憩地点になっています。
「太鼓岩」は一般の人でもちょっと体力があれば来れる場所なので、ここも人がたくさんいました。

「太鼓岩」は自分も初めてなので登ってみます!

おお~!
雲(ガス)多めながらも宮之浦岳、翁岳から太忠岳までの屋久島主稜線が一望できます。
これから歩く峰々だと思うと感慨深いですね。

太鼓岩を降り、辻峠を越え楠川別れまでやってきました。
ここからはしばらく屋久島の銀座通り、トロッコ道を歩きます。
よくメディアに出てくる路なのでちょっとテンションあがりますね!


レールの間のフカフカ落ち葉が晩秋を感じさせてくれます。
ここから大株歩道までは緩い登りのトロッコ道が続きます。沢も近くにあって、水の音を聞きながらの気持ち良いハイキングって感じです。


…でも、長い長い。行った人の話の通りこれは途中で飽きますね。

大株歩道入り口です。
ちょうど縄文杉までのツアーの人たちが降りてくる時間帯みたいで人がいっぱい。
トイレも列が出来ていました。

いや~、でも本物(←ここ重要)の山ガールが多いですね。
普段登っている山とは明らかに客層が違います。若い女性が屋久島のどこに心惹かれるのか聞いてみたいですね。

大株歩道に入り最初のスポット、ウィルソン株にやってきました。
歩道入り口ですれ違ったパーティが最後だったようで、それ以降だれとも会わず、ここに居るもの自分だけ。
自分の場合はこういう時寂しさよりも、自然と一体になって溶けてしまうような感覚になります。
それがなんか好きなんですよね。

折角なので定番のハートアングルを探してみました。
結構、あっさり見つかり拍子抜け。こういう時はやっぱり青空がほしいですね。

さらに標高を上げ1100mを超えたくらいから濃い霧に包まれ始めました。

…あいかわらず人も居なく風も無かったので本当に静かです。
周りも太古の原生林だけあって、遥か昔にタイムスリップしてしまったように感じました。

そして、霧の中突然姿をみせたのがこの大王杉。
写真では伝えきれませんが、その巨大さと圧倒的存在感に思わず声が出てしまいました。
個人的には縄文杉よりも心打たれましたね。

ここまで来れば縄文杉まで後少し。
では、ご対面といきましょう!



そっと霧の中佇むその姿に息を飲みました。
3000年もの間、そこで何を感じ何を見てきたのでしょうか。
ここでも自分一人だったので、時代を生きてきた大先輩としばし時を共にしました。


縄文杉からちょっと進むと今日の宿泊地「高塚小屋」に着きます。

時間は16時くらいで予定通りでしたが、まだまだ明るくちょっと違和感。
そうか、関東だともう暗くなる時間ですが、九州は日の入りはまだ先なんですね。
ちょっと急ぎ足で来て損した気分です。

「高塚小屋」は2013年に改修された3階だての比較的綺麗な山小屋。
3階立てとていっても幅は狭いので快適に過ごせるのは20人程度までかと思います。

自分が着いた時点で、既に縦走をしてきた2人だけでしたが、その後ツアー客5人とソロ1人が来て合計9人で快適な小屋ライフを送れました。

さて、あしたはいよいよ主脈の縦走です。
3階ではかろうじて携帯の電波が届いたので天気予報チェックすると、明日は午前を中心に霧&強風で午後から回復傾向の事。

一抹の不安が残りますが、とりあえず明日の状況を見て判断って事で本日は就寝!

おやすみなさい~。

その2(2日目)へつづく!

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