今回の旅はこんな記事の一文がきっかけでした。
「今年の流氷は昨年の5倍、3月中旬まで見れる可能性も―」
年々減少の一途を辿る流氷、こんなチャンスもう無いような危機感も手伝って今回急遽赴いた次第です。
また、去年の夏に世界遺産である知床にお邪魔させてもらった時に、
「知床の生態系の大本は流氷にあり、流氷の中にふんだんに含まれるミネラル分によってプランクトンが繁殖し、そのプランクトンを求めて魚介類が集まる、そしてそれを求めてヒグマがやってる」
と説明を受けたことを思い出したのもきっかけの一つでした。
日程は2日間、場所は網走から知床まで、ノープランで天気とにらめっこしながら流氷を追ってきました。
写真も膨大なので、詳しいレポは後日からにします。
お楽しみに!
ちょっと雑学。
ちなみに地球規模で見てもこの流氷が流れ着く最南端がこの日本のオホーツク海。
それ以外に、
・野生の猿が生息する最北端は日本
・亜熱帯と亜寒帯の両方を有する国は日本とアメリカだけ。(珊瑚の海と流氷の海をもつ)
・世界で認定(全34個所)されているホットスポット(絶滅危惧種が多数生息する場所)として日本も登録
・樹氷が見れるのは世界で日本だけ。
などなど、日本は世界規模で見ても自然や生物多様性的にワンダーランドなのです!
日本ってみなさんが考えているよりおもしろい場所だと思いますよ。
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