2013年11月11日月曜日

【その5】 瀬戸に吹く、潮の香りと竹明かり 【広島県 竹原市 大久野島】

5回目!3日目をお届けします。

前半戦は竹原市の隣にある忠海港から船に乗って「大久野島」に行ってみました。
ここは第一次世界大戦以降に毒ガス等の化学兵器の生産拠点が置かれた歴史があり、戦中はその秘匿性の高さから一時期は地図から抹消された場所でもあります。

しかし、現在では国民休暇村が置かれ、また別名「うさぎ島」と言われ、野生のうさぎで溢れかえっている観光地になっています。

その1で紹介した忠海港から船で向かいます。約15分と短い船旅ですが、天気が良いから潮風が気持ち良いです。

さて、どんな世界が広がっているのでしょうか?




・・・
野生を忘れたウサギたちで溢れかえっていました。
フレームインがチョロ過ぎて笑えます。

ウサギに詳しい友人曰く基本警戒心が強くて慣れない人間に対しては近づく事は絶対無いそうですが、ここでは餌付けが公認されているのでどんな人間にも警戒心の欠片も見られません。

まあ、こうなってしまってはしょうが無いんで徹底的にモフモフしてきました。
大人でも楽しめるので、子供は大喜びでしょうね。
子供がいる家庭には是非おすすめです。


表向きはウサギの楽園ですが、このような負の遺産もしっかり残っています。
上の写真は発電所跡、下は南部砲台跡です。

また、今ではかわいい姿を振り巻いているウサギたちも毒ガスの実験の為に飼われていたものが野生化した負の遺産である説もあるそうです。
楽しい観光地でしたが、こういう歴史的背景もしっかり残していってほしいですね。

さて、大久野島はここまで次の目的地に向かいましょう!

つづく!

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