2020年10月5日月曜日

日本温泉巡り その97 和倉温泉 総湯【石川県七尾市】

さて、2020年も既に10月…

あと2ヵ月で1年終わってしまうかと思うと気分が重くなってしまいます…
自分くらいの歳になると、あっと言う間に時が過ぎてしまうのが軽く恐怖に感じますね(笑)

とは言え、これからどんどん寒くなり温泉シーズン到来!
また今シーズンも良質な温泉を求めて日本を飛び回りたいと思います!

では、その97!
今回は石川県の「和倉温泉 総湯」さんを紹介します!

和倉温泉さんは石川県能登半島の七尾市の七尾湾に面した海岸沿いにあります。
地図だけ見るとこんな場所に温泉が湧いているように思えませんが、開湯して1200年という歴史ある温泉で、北陸圏内の人たちにとってはメジャーな温泉地になっています。

自分が訪れたのはお盆休みど真ん中の8月中旬。
本来なら、こんなクソ暑いシーズンに温泉巡りなんて来る予定ではありませんでした。

じゃあ、なんで立ち寄る事になってしまったかというと…

実はこの日は白山登山の予定で茨城から遠路はるばる石川県まで赴いてましたが、なんと前日の豪雨の影響で登山口の市ノ瀬までの道路の白山公園線が全線通行止め。
通行止めの情報を知ったのがもう石川県入りしてからだったので、当日の朝まで登山口近くの道の駅で待っていたものの解除されず…
結局、能登半島ドライブに転換しこの温泉に立ち寄る事になったのが理由です。

茨城から片道500キロ車で走ってきてこれには軽く絶望しましたね…
まあ、今となってはこの温泉を含めて能登半島ドライブはなかなか楽しかったので良しとしましょう…

では話を戻します!


2011年にリニューアルした事もあり写真の通り外装も内装も和風モダンな佇まいで近代的都市型SPAのような印象を受けます。
伝統ある温泉地ということで鄙びた雰囲気を期待して行くとちょっとガッカリするかも知れません。

とは言え、自分にとって重要なのはお湯!
では北陸を代表する温泉いかがなものか、頂きます!


お風呂は内湯と露天がそれぞれ一つづつ。
お盆休み中だけあって多くの人がいましたが、湯船は大きくあまり狭さは全く感じません。

泉質は薄く赤茶色に濁り、強烈な塩味を有するナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
海近らしく海洋成分がたっぷり溶け込んでいるようです。
源泉温度は92度と高温ですが加水無しで冷まして供給しているようで、湧出口からのお湯は試飲もOK!
この規模の温泉で源泉そのままを感じられるは好印象!

ただ、やはりこれだけ大きな湯船を維持しているせいか、湯を濾過循環しているようで少し鮮度に掛ける感じはしましたが、もともとが濃い温泉のおかげかその良さは十二分に感じられる良泉でした。

さすが、北陸を代表する温泉になってるだけの事はあります!
満足なり!

とは言え、海に近い標高の低い場所の熱湯だけあって盛夏の猛暑日ではこの温泉の良さを感じにくく少し残念に思いました。こんど再訪する機会があれば是非雪たっぷりの冬に訪れたいですね!

以上です。

来訪日:2020/8/14
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2020.10月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
5位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
新湯温泉 共同浴場(栃木県)
奥鬼怒温泉「手白澤温泉」(栃木県)
万座温泉「豊国館」(群馬県)
熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
白馬鑓温泉(長野県)
塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

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