2020年8月19日水曜日

日本温泉巡り その95 泥湯温泉「奥山旅館」【秋田県湯沢市】

いやーーー暑い!
長い梅雨が明けたかと思ったら、一気に夏真っ盛り!
連日の酷暑にもう夏はいいや、って思ってる人も少なく無いと思います。

いやでも、ホントに自分が若い頃の「夏」はどこいった?て思ってしまう程の酷暑で、自分としては「夏」の中にもう一つ新しい季節が出来てしまったかのような…、そう思わずにはいられません。

さすがの自分もこう暑いと温泉巡りも足が遠のいてしまう訳で、コロナ禍と合わさって紹介できるストックも尽きていましたが、ここ最近になりやっとストックも貯まってきたので紹介を再開していきたいと思います!

久々の温泉巡りはその95、秋田県湯沢市にある泥湯温泉「奥山旅館」を紹介します。

「奥山旅館」さんが在るのは、紅葉で有名な「栗駒山」の秋田県側の麓。
栗駒山の麓の温泉といえば「須川高原温泉」と、この泥湯温泉「奥山旅館」さんが名湯として有名かと思います。

その中で須川高原温泉さんは2015年の栗駒山紅葉登山の時に訪れて最高の温泉に感動しこのブログでも紹介していますが、奥山旅館さんは次回栗駒山に行く機会があればと思っていました。
ところが、2016年7月に火事にて全焼してしまいその機会は永遠に失われたと思いました…。

しかし!2019年4月に無事復活!

そして、今年の7月末連休の東北温泉巡りに予定を組み込み念願叶っての来訪となりました。

再建されたとあって、歴史の割には非常に綺麗な旅館です。

今回コロナ禍の影響で立ち寄り湯ができたのは本館とは別の離れにある「天狗の湯」のみ。
大露天風呂も入りたかったのですが…、ちょっと残念。

とは言え、多くのファンがいる名湯泥湯温泉、如何なものか頂きます!!


泉質はその名の通り泥混じりで灰色の濁り湯。
ぱっと見は定番の白濁硫黄泉に見えますが、その正体は微鉄味を有する酸性-含鉄-硫酸塩泉!普通この泉質であれば赤茶色の色になる筈ですが、泥成分が多くせいで白濁しているようです。
確かによ~くみれば薄い赤茶色しています。
自分としては見た目と泉質が一致しない珍しい温泉かと思いました。

天狗の湯は小規模な内湯1つと露天が2つ。
近くに沢が流れていおり、木々の揺れる音と合わさって最高の温泉空間を演出しています。
紅葉する木々も多いので、きっと秋は最高かと!

名湯文句無しですね!!

しかし「奥山旅館」は複数の源泉を持っており、お風呂によって泉質が違うそうなので、全てを満喫するならやはり泊りは必須。
調べて見たところ、平日であればお一人様でもOKのようなので、空きを見つけて是非再訪したいと思います。

以上です。

(オマケ)


この奥山旅館さんの奥には「川原毛地獄」と言われる噴気地帯があります。

自分としては今まで存在さえ知らず「うはーーこんな場所あったんだ!」とびっくり。

なんでも青森県の恐山・富山県の立山と並ぶ日本三大霊地だそうで、なんで今まで自分の情報包囲網に引っ掛かってこなかったのかと不思議でなりませんでした(笑)
そして、この川原毛地獄の奥には「川原毛大滝湯」と呼ばれる滝壺がそのまま温泉になっている場所があるそうで…

温泉好きを自負する自分としては、その存在を知らなかった事に更にショック!!
今回は全くの準備不足で奥山旅館さん側の駐車場からはそれなりに歩くのと、この日は雨模様だったので行くのを諦めましたが、次の機会には絶対行ってやる!と心に誓いました。

来訪日:2020/7/25
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2020.8月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
4位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)
5位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
登別温泉「夢元さぎり湯」(北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
新湯温泉 共同浴場(栃木県)
奥鬼怒温泉「手白澤温泉」(栃木県)
万座温泉「豊国館」(群馬県)
熊の湯温泉「熊の湯ホテル」(長野県)
白馬鑓温泉(長野県)
塚原温泉「火口乃泉」(大分県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

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