2023年3月21日火曜日

日本温泉巡り その124 「斜里グリーン温泉」【北海道斜里町】

 さて、2023年も春に向かって一直線!って季節になりそろそろ温泉ハイシーズンも終わりを迎えそうな今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか。

今季の温泉巡りは新規開拓よりは過去巡った良泉を再訪する機会が多かったのですね。
まあ、これだけ日本全国の温泉行ってれば新規開拓もなかなか難しい段階に来ているようです…

さて、今回の温泉巡り その124は2022年の秋に北海道旅で行ってきた「斜里グリーン温泉」さんを紹介します。
*公式HPは無さそうなのでリンクはありません。

斜里と聞いてまず思いつくのが「知床の玄関口」ってイメージで「温泉」というイメージを持ってる人は少ない気がします。
まあ、確かに自然湧出の温泉はありませんが実は掘削系モール泉の宝庫。
探せばなかなかなの良泉を楽しめる隠れた温泉地でもあります。

今回紹介する「斜里グリーン温泉」さんはその中でも歴史が古く長い間地元の人に親しまれている代表格と言えます。

外観は温泉施設ってよりは地域の公民館って感じ。
小規模ながら宿泊もやっているようですが、詳しくはわかりません(笑)

中に入ると、もう完全に昭和。
TVからローカルニュースが流れる中、タバコの匂いが沁みついた休憩所で地元のおっちゃん・おばちゃん達が色褪せたソファーに座って井戸端会議。
観光で来てるような人は自分以外皆無。
色々な意味でワクワクドキドキが止まりません(笑)

さて、肝心なお湯が如何でしょうか?
ではいただきまーす!

大きな内湯に源泉かけ流しで豊富に注がれる湯は薄い赤茶色で微草臭のナトリウム-炭酸水素塩泉のモール泉。
道東南部の方に湧く薬草臭のする濃厚モール泉よりはあっさりしていますが、びっくりしたのはそのヌルヌルっぷり。
ヌルヌル温泉といえば美肌の湯で例えられるアルカリ系がほとんどなので、モール泉との組合せは珍しいと思います。
湯温は結構高めでヌルヌル&アチチ&モール泉のコンボは他には無い新体験でした。

日本の北の最果てに近い街、タイムスリップしたかのような昭和の世界、古き湯けむり風情ここに極まれり…
これはちょっと癖になりそうですね…

北国、人情、温泉そんな言葉に心が揺れる方に是非オススメしたいです!笑

来訪日:2022/10/8
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 <超絶名湯オススメ温泉 トップ5> 2023.3月現在
1位 籐七温泉「彩雲荘」(岩手県)
2位 明礬温泉「鶴乃湯」(大分県)
3位 黄金崎不老ふ死温泉(青森県)
4位 日景温泉(秋田県)
5位 乳頭温泉「鶴の湯」(秋田県)

<超絶名湯オススメ温泉(ランク外)>
見市温泉旅館 (北海道)
酸ヶ湯温泉 (青森県)
後生掛温泉 (秋田県)
玉川温泉(秋田県)
須川高原温泉(岩手県)
銀山温泉「永澤平八」(山形県)
姥湯温泉「桝形屋」(山形県)
鳴子温泉「滝乃湯」(宮城県)
野地温泉ホテル(福島県)
地獄温泉「清風荘」(熊本県)
新湯温泉「霧島新燃荘」(鹿児島県)
吹上温泉「みどり荘」(鹿児島県)

その他、極上オススメ温泉は「全国極上温泉マップ」にて紹介しています!

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